今回は2作品を上演します。『かんざし娘の想い出』は、3年生団員がひとりで制作・出演する、大型人形を使った作品です。対する『注文の多い料理店』は、レパートリー化を目指して制作中の、手遣い人形を広い舞台でダイナミックに使う2人芝居です。
見た目はまったく違う作品の共演をお楽しみください。
かんざしを見ていると、不思議とあの娘のことを思い出す。椅子に腰かけ、こちらに微笑む彼女はかんざし娘だ。
都会から来たふたりの紳士が山で迷い込んだのは、西洋料理店「山猫軒」。ひとつ扉をくぐるごとに現れる「お願い」をしていたのは、人間を食べようと待ち構える山猫だった!
誰もが知るであろう、宮沢賢治による童話『注文の多い料理店』。東京から遊興気分で狩りに来た「紳士」と、腹を空かせて彼らを狙う「山猫」のストーリーには、都会文明への批判の眼差しが込められているとされます。ものがたりが書かれてから100年あまり、西洋文化が当たり前になり、ずっと便利に生活することができるようになった現代のわたしたちに、登場人物たちの姿はどう映るのでしょうか。
外部サイト(Peatix)に移動します。
学内外のどなたでもお申し込みいただけます。
事前の来場ご予約にご協力ください。
当日は予約無しでの入場もお受けする予定ですが、会場定員の都合によりお断りせざるを得ないことがあります。
事前にご来場数がわかると、増席など準備をすることができます。できる限り事前のご予約をお願いします。予約のキャンセルはPeatixからご連絡いただければ対応できます。
2025年5月試演会
2025/5/11 (日) 開演16:00
開場15分前
料金/無料
会場/筑波大学 春日エリア 7A106教室
公演時間/約60分
上演時間は30分程度、意見交換会(入退場自由)を含めて1時間程度を予定しています。
作品の対象年齢は小学生以上〜ですが、当日会場での入場制限はありません。
作品についての解説や、関係者からの意見交換会の開催を予定しています。
作品について心に残ったことや気になったことを、意見交換会(参加は任意で、入退場自由です)やアンケートでお聞かせいただければ幸いです。
つくばエクスプレス線つくば駅から徒歩12分。または同駅前のバス停「つくばセンター」6番乗り場より、筑波大学循環右回り・左回り「筑波大学春日エリア前」で降車し徒歩3分。
会場内のご飲食はご遠慮ください。ただし、ペットボトルなどの蓋のついた飲み物のみ上演中でもお飲みいただけます。
上演中は携帯電話・スマートフォン、その他の電子機器は電源からお切りください。演出効果のため、上演中の液晶画面や光を発するものの使用、撮影・録画・録音などは一切お断りいたしております。上演前・上演後の写真撮影は可能です。
筑波大学構内は禁煙です。
体調がすぐれない場合や37.5度以上の発熱症状がある場合等はキャンセルのご連絡をお願いいたします。
会場にはお時間に余裕をもってお越しください。
皆様に人形劇を楽しんでいただくために、観劇マナーにご協力ください。
人形劇団NEU(ノイ)は、筑波大学で活動する「人形を使った舞台を届ける、演劇系・美術系サークル」です。
「大人も子どもも楽しめる人形劇」が合言葉。学内はもちろん、公共施設・イベントなど、様々な場所で上演をおこなっています。
作品の企画・美術も劇団内でおこないます。演技ではなく、これら裏方を得意とする劇団員も多いのが特徴です。年間で2〜4本程度の作品を制作しています。
多くの学生人形劇団は、保育・教育活動をベースとする経緯から低年齢向けの作品を制作していますが、ノイはこれに限らず、様々な年齢層を対象にした、また表現に拘った作品を制作しています。
e-mail hello@tkbneu.net